フォトグラファー漆戸美保のくらしごとをつらつらと
by urushy0215
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2009年 07月 31日
久しぶりの湘南仕事。逗子海岸の海の家でのロケ。
夏の湘南仕事は134号の渋滞がすごいことになるから、なるべく海岸線を通らずに到着。
予想どおりのすごいひとだかり。でも撮影はすごく楽しかった!
汗をこれでもかっていうくらいかいて、気持ちいい青空の下、規則正しく涼やかな波の音。
夏真っ盛りだなぁと思いながら、水着でお仕事したいねぇなんてライターさんと話して。
会話の中に沢山リンクする言葉が出てくる。あ、もっと話してみたいな、なんて思いながら
お仕事を中断してしまわないよう、後ろ髪引かれる思いで仕事に集中する。
まっすぐ帰るにはちょっともったいないので逗子駅近くのソフトクリームやさんに3人で立ち寄る。
お店のオーナーさんが「これで最後だよごめんねー」といいながらラストいっこのソフトクリームを
三人でシェアする。皆がスプーンでいっこのソフトクリームを食べるなんてかなりシュールでレア!
ナビ君が示す帰り道は高速道路か海岸線沿いの2チョイス。海岸線が混んでない訳がない!って
思いながらもやっぱり海が見たくてそっちを選んだら、驚くくらい空いてた。ナビ君さすが!!!
波がいい感じに高くて、沢山のサーファーが思い思いに楽しんでいる中で、ふと目に入って来た
サーフボードから投げ出されたサーファーさん。
スローモーションみたいにゆっくりと波にダイブしてく姿に鳥肌を覚える。
サンセットも見たかったけど、夏のサンセットは思いのほか遅い時間だからあきらめて辻堂の
エコモに立ち寄ってみる。
奥まったスペースに写真が飾られてて、ふと見たら全てが同じ木の同じアングルの写真だった。
違うのはそれを取り巻く気候。空気や色や光がめまぐるしく変化するその様を一体どのくらいの
時間をかけて撮影したんだろう?写真をやってる人にはきっと伝わるそのルーティーンな行為の
奥に隠された膨大な努力に釘付けになる。
小笠原諸島に何度も足を運んで撮影した作品展。
あたしとは対極のスタイルの写真家さん。
「この写真たち、絶対ポストカードにして下さいね」とお願いして、お互いの写真のスタンスの違い
をたくさん話す。お互いがないものねだりだけどそれぞれにメリットデメリットがあることを、もう
随分と前から知ってるから、話していてとても気持ちいい人だった。
好きなことを貫く強さがとても眩しくて、素直に羨ましいと思えて、沢山色んなことを考えさせられた。
ふと心に思いついたことを実行してみると、思わぬ出会いとか恩恵ってあるなぁと、沖縄行った
辺りからすごく感じる。
それは直感のアンテナみたいなもので、きっと研ぎすませてみた方がいいんだと改めて思えて。
その後はもの凄くお腹が空いて、身体が欲しているものをどんぴしゃりと食べることが出来て。
夏バテなんて一体どこにいってしまったのだろうというくらい食欲はきちんと正しく欲しいものを
要求する。今年の夏は食べ物に恵まれてて、それを受け入れる身体もちゃんと喜んでる。
それだけで自分の中のパーツがきちんと満ち足りる。
五感をフラットにさせるのって自然の力ととても結びついてるなぁ。
by urushy0215
| 2009-07-31 02:56
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